【掲載日】2019/02/26   【最終更新日】2022/10/07

アレルギー性鼻炎・花粉症とは?

アレルギー性鼻炎とは

人間の鼻は、侵入してきた特定の物質(抗原)を自分以外の物質(異物)と判断すると、それを無害化しようとする反応(抗原抗体反応)を起こします。その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てくる病気のことををアレルギ-性鼻炎と呼んでいます。
花粉症もアレルギ-性鼻炎の一種で草花の花粉が原因です。アレルギ-性鼻炎は特定の季節だけ症状がおきる季節性アレルギ-性鼻炎と、通年でおきる通年性アレルギ-性鼻炎に分けられ、花粉症は季節性アレルギ-性鼻炎で有名な病気です。

アレルギー性鼻炎の原因

アレルギー性鼻炎の原因は、季節ごとに花粉症を引き起こすシラカバ・イネ科(カモガヤ、チモシーなど)・ヨモギなどと、季節に関係なく常に症状が出ているならダニ・ハウスダスト・カビ(真菌)などが考えられます。

アレルギー性鼻炎の治療方法

アレルギー性鼻炎は予防的な面も非常に重要になってきます。
生活環境・生活習慣の改善を行い、アレルゲンとの接触を避けることが予防に有効です。
また、ダニが発生しやすい環境を極力作らない、花粉の飛ぶ季節には窓を開けない、外出は極力しない、洗濯物を取り込む時はしっかり花粉を落としてから等々、生活の上での予防を十分に行うことで、アレルゲンとの接触を避けることができます。
実際にアレルギー性鼻炎になってしまった際の治療方法は薬物療法の効果が高く、中心的な治療法となっています。

アレルギー性鼻炎の薬物治療は次のようなものがございます。

■第1世代抗ヒスタミン薬
くしゃみや鼻水に即効性があり、数十分で効果が出ます。しかし、副作用として眠気や口が渇いたりすることがあります。

■第2世代抗ヒスタミン薬
新しいタイプの抗ヒスタミン薬で古いものに比べて副作用は軽減されていますが、効果がでるまでに数日かかります。

■鼻噴霧用ステロイド薬
鼻に直接噴霧する薬で粉末タイプと液体タイプなどさまざまな種類のステロイド薬があります。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、すべてに高い効果があります。数日以内に効果がではじめますが、定期的に使用することでさらに効果が発揮されます。
副作用はほとんどないのが特徴です。

■経口ステロイド薬
抗ヒスタミン剤との合剤がよく使われています。また効き目が大きい分副作用もあるため、使用は1~2週間程度が目安となります。

過去のアレルギー性鼻炎・花粉症の実施治験例

治験例その1

治験名称 20~64歳 花粉症の方対象対象【通院】試験☆通院6回
募集対象 ・20歳~64歳の男女
・スギ花粉症の方
・過去2年間、花粉症の症状が毎年出る方
場所 東京都内
試験実施日程 通院6回

治験例その2

治験名称 30~59歳 花粉症の方対象対象【通院】試験☆通院6回
募集対象 ・30歳~59歳の男女
・毎年2~4月に花粉症の症状がある方
・現在何らかの治療をしていない健康な方
場所 東京都内
試験実施日程 通院6回

治験例その3

治験名称 20~69歳 花粉症の方対象対象【通院】試験☆通院2回
募集対象 ・20歳~69歳の男女
・スギ花粉症の方
・その他に治療中のご病気がない方
場所 大阪府
試験実施日程 通院2回

※上記内容の治験は過去の実施例となります。
現在募集中の治験の一覧はコチラになります。

アレルギー性鼻炎・花粉症の治験を受けた方の声

埼玉県在住 38歳 女性 M・Aさん

今回、花粉症の通院治験に参加させていただきました。毎年春になると外出するのが辛いほどくしゃみと鼻水が止まらないので、案内をいただいた時にすごく興味があり希望いたしました。治験の予約をしいざ参加の際は、実際治験って大丈夫かなと不安にもなりましたが、参加前にお医者さんから今回のお薬についてや検査の内容等、とても丁寧に教えてくださり参加前にあった不安な気持ちはなくなりました。治験の内容も処方していただいたお薬を飲んで通院をするので、仕事をしながらも上手く休みをとって参加することができました。空いた時間を有効に使っている気がして、お薬もいただけて、協力費もいただけてなんだか得した気分にもなりました。また参加できるのがあればぜひ挑戦しようと思います。

東京都在住 34歳 男性 D・Oさん

花粉症の治験に参加しました。治験自体、初めての参加だったのですが、事前に御社の登録説明会に参加し、治験についての知識が大まかに理解できていたので、医療施設で行われた事前検診のお話の内容がスムーズに理解できました。又、その事前検診では、担当者から丁寧な説明があり、少しでも不安な事があれば、どんなことであっても、何度でも説明していただけたので、安心して治験に参加する事が出来ました。治験参加中は飲酒や喫煙等が禁止でしたが、普段から飲酒しない/タバコを吸わないので、ほぼ普段通りの生活を送ることが出来ました。事前検診で行った検査の結果もいただくことが出来たので、今後の健康管理に役立てたいと考えております。今回の治験に参加したことによって、少しでも医学に貢献できたのではないかと思います。

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