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【掲載日】2026/08/28

更年期障害におすすめの薬は?症状別の選び方を紹介

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女性は40代後半~50代になると、生理周期に関係なく心身の不調を自覚する人が多くなってきます。急に汗が出て来て止まらなくなったり、些細なことでイライラするなど、「もしかして更年期?」と感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、女性の更年期障害における代表的な症状と、それに対する対処法について調査しまとめました。このコラムが、つらい時期を過ごす女性の方々にとって、少しでも気持ち穏やかな毎日を送れるよう、何かの参考になりましたら幸いです。

更年期障害とは

更年期(閉経の前後5年ずつ、合わせて10年ほどの期間)に現れる、体や心の様々な症状で日常生活に支障をきたす状態を「更年期障害」といいます。

日本人女性の平均的な閉経年齢は50.5歳と言われており、更年期にあたる期間は加齢とともに女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少するようになります。更年期障害の直接的な原因はこのホルモンバランスの大きな乱れによるものですが、そこに家庭環境や仕事などの社会的環境、本人の性格など、色々な要因が複合的に関与し更年期障害となって体や心に症状が現れます。一人ひとり、その背景が異なる為、症状の度合いには個人差があります。

更年期障害とは

更年期障害の症状

更年期障害で現れる症状には大きく分けて、体に現れる身体的症状と心に現れる精神的症状があります。具体的にどのような症状があるのでしょうか。

体の症状

  • ほてり(ホットフラッシュ)・発汗・のぼせ・動悸・息切れ
  • のどの渇き・ドライアイ・皮膚の乾燥、かゆみ
  • むくみ・肩こり・腰痛・手足の冷え・疲労感
  • 頭痛・耳鳴り
  • 月経異常・性交痛

特に代表的な症状であるホットフラッシュや発汗は、エストロゲンの減少によって、血管の収縮・拡張を司る自律神経が乱れることで起こります。具体的には、突然体が熱くなる、涼しいのに汗が引かない、急な顔の紅潮、動悸などで、数分間持続する熱感を自覚し脈拍が増加します。

心の症状

  • イライラする
  • 不眠
  • 不安感
  • うつ・意欲の低下
  • 情緒不安定

月経前症候群と呼ばれるPMSと症状が類似しますが、更年期では生理周期に関係なく症状が現れます。

特に多くの人が症状として感じるイライラは、セロトニンと呼ばれる、別名「幸せホルモン」の分泌量が減少することに関係します。セロトニンはストレスに対して効能のある脳内物質で、女性ホルモンであるエストロゲンがセロトニンの生成に関わっています。よって、エストロゲンの減少は、セロトニンの減少にも繋がり、そうなると以前は気にしなかった些細なことでもイライラしたり怒りやすくなったりして、感情のコントロールが難しくなってきます。他にも、睡眠・意欲・不安などにセロトニンは大きく関係しているため、セロトニンの分泌を促すことが、更年期の精神的な安定へと繋がると言えるでしょう。

セロトニンは、1日15分~30分程度の日光浴をすることで分泌が促されることが知られています。特に起床直後~30分が効果的で朝日を浴びることで生活リズムが整い、自律神経の安定にも繋がります。他にもセロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む食材(乳製品・ナッツ類・大豆・卵・鶏肉・魚など)を取り入れた食事や適度な運動を行うことでセロトニンの産生を促進することができると言われています。

更年期障害の2つの治療方法

「更年期だから仕方ない」と思って我慢している女性も多いようですが、更年期障害は治療ができます。治療には大きく分けて2つの治療方法があり、特徴がそれぞれあるため、ご自身の状況に合わせて取り入れやすい形で選択すると良いでしょう。

どちらにしても、長い期間を我慢して過ごすより、自分にあった治療を取り入れることで日々の生活がしやすくなりますので、まだ治療を始めていない方は検討してみても良いでしょう。

1.ホルモン補充療法(HRT)

更年期に減少した女性ホルモン(エストロゲン)を補充する治療法で、子宮を有する場合は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の投与も併用します。このHRT療法は、保険適用となるため自己負担が少なく、薬の種類も経口剤・貼り薬・塗り薬の3タイプがあり、個々に合った方法で選択することが可能です。

治療の効果としては、血管運動系の症状(ホットフラッシュ・発汗等)や、動悸などの自律神経系の不調症状の改善、閉経後骨粗しょう症の予防にも効果があると言われています。

2.漢方療法

いくつかの生薬を組み合わせて作られた漢方薬は、患者さんの症状や体質に合わせて処方されます。「証」と呼ばれる、体質や抵抗力・症状の度合いなどを総合的に判断して得られる指標のようなものをベースに、どんな漢方を処方すればよいかを決定します。西洋医学の薬のようにピンポイントで症状を治療するわけではなく、体質を改善し体の治癒力を高めるように作用するため即効性はなく、効果が出るまでにはある程度時間がかかります。持病や普段から飲んでいる薬などの関係でHRT療法を受けられない人は、こちらの漢方療法を検討すると良いでしょう。

ホルモン補充療法(HRT)と漢方療法のメリット・デメリット

更年期障害における2つの治療法は、それぞれでメリット・デメリットがあるため、どちらが良いかは症状の度合いや体質などを踏まえ、医師と相談しながら決めていくのが良いでしょう。

ホルモン補充療法(HRT) 漢方療法
メリット ・気になる症状に対して、ピンポイントで治療ができ効果が期待できる
・漢方よりも即効性が高い
・持病があっても受けられることがある
・薬物療法より副作用が出にくい
・複数の生薬配合により、1つの漢方薬でも複数の症状に効果が期待できる
デメリット ・薬により副作用がある
・複数症状に効果を持たせるのは難しい
・即効性はないものが多く効果が出るまでに時間がかかる

一般的に、症状の度合いが重い場合は、HRT療法の方が漢方薬に比べ、早く効果が発現するため、すぐに対処したいという場合はHRT療法を検討するのが良いでしょう。また、ホットフラッシュのように血管運動系の症状がある場合には、HRT療法は特に有効と言われています。

漢方の基本的な考え方となる気血水とは何か

漢方を用いる東洋医学では、人間の体は「気」「血」「水」の3要素を基本にして構成されていると考えられています。この3要素が体内をうまく巡ることにより健康が維持され、反対にこのバランスが崩れた時に不調や病気が現れるとされているのです。病態をはかる際には、これをものさしとして「証」を呈します。

漢方の基本的な考え方となる気血水

気について

「気」は、生命活動のエネルギーであり、生体内で作られた気が体内を巡って生命活動が行われるとされています。自律神経の働きに関与し、血や水を全身に巡らせる働きをしています。気の不調は、「気虚」、「気滞」といい、気の量や気の巡りが滞る状態を指します。

気虚とは

エネルギーが不足している状態で、疲れやすい、食欲がない、風邪をひきやすい状態をいいます。

気滞とは

気のめぐりが悪く停滞気味の状態で、怒りっぽい・溜息が多くなる・お腹が張るなどの症状となります。

血について

「血」は生命活動をする上で、必要な栄養を与え体を養う働きがあるとされています。血の不調は、「血虚」、「瘀血」といい、血の量や血の巡りが滞る状態を指します。

血虚とは

血が不足した状態で、立ちくらみや手足のしびれ、皮膚の乾燥などが現れます。

瘀血とは

月経異常、肩こり、吹き出物が出やすくなるなどの症状があります。

水について

「水」は、「血」以外の体内にある液体(体液・リンパ液・涙・尿など)を指し、血と共に全身を巡って潤いのもとになるもので、生命活動の潤滑油として考えられています。水の不調は、「陰虚」、「水滞」といい、体内の水分量のバランスや巡りが滞る状態を表します。

陰虚とは

水が不足した状態で、便秘や口の渇き、のぼせの症状などが現れます。

水滞(痰湿)とは

水の巡りが悪く、代謝が低下し余分な水分が体内にたまっている状態で、むくみやめまい、手足の冷えなどの症状が現れます。水滞が進行して更に重度になると「痰湿」と呼ばれ、「水」がドロドロになって滞留している状態となり、肥満や体脂肪率が高く、暴飲暴食をしている人に多く見られます。

症状別に更年期障害に効果的な漢方薬を紹介

更年期障害の症状は様々なので、ご自分の症状に合わせた漢方薬を選ぶと良いでしょう。また、同じような効能でも、体質や身体の充実度によって用いる漢方も違ってきます。特に、それまで更年期障害において漢方薬の使用がなく初めて服用を検討している方は、自己判断ではなくきちんと専門医に診てもらい、1番自分の症状にあった漢方薬を処方してもらうことをおすすめします。

ホットフラッシュ・のぼせの症状におすすめの漢方薬

更年期障害で現れる症状の中でも、最も多いホットフラッシュやのぼせの症状に対し、よく処方されている漢方薬をご紹介します。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

更年期障害ではよく処方される漢方薬で、気血水すべての要素を整えてくれる生薬がバランスよく配合されています。比較的体力のある人に処方され、ホットフラッシュ・のぼせ・ほてりの他、イライラや不安感・不眠など精神症状にも効果が期待できます。また、更年期に限らず、月経前症候群(PMS)や月経不順・冷え性など女性の悩める症状に幅広く対応できる漢方薬です。

温経湯(うんけいとう)

「血虚」を改善する漢方薬で、手足のほてり、口唇の乾燥や不眠に効果があるとされています。また、月経不順や月経困難症など、女性の婦人科系の不調にもよく使われます。体力中等度の方向け。

知柏地黄丸(ちばくじおうがん)

ホットフラッシュで顔や手足がほてり、汗ばむ方向けの漢方薬です。また、のぼせや口渇にも適しており、体力中等度以下で疲れやすい人に向いているとされています。

冷え・肩こり・むくみの症状におすすめの漢方薬

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血の巡りを良くする効果に優れており、肩こり・のぼせ・めまいなどの症状に有効です。特に、体力中程度かそれ以上の方で、体格がしっかりしており赤ら顔でのぼせやすいのに足が冷えるという人に用いられます。また、過多月経や月経困難症などにも効果があり、月経異常が見られる女性にも使われることが多い漢方薬です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

虚血(貧血症状)と水毒(むくみ)から来る、全身倦怠感・頭痛・めまい・肩こり・動悸などに効果が期待できるとされています。「虚証」と呼ばれる、体力が低くやせ型で胃腸が弱い女性に向いている漢方薬で、体内の余分な水分を排除し、体をあたためる効果があります。

イライラの症状におすすめの漢方薬

抑肝散(よくかんさん)

虚弱体質で細身、顔色が悪いという人向けで、神経が細かく興奮しやすい人、些細なことで怒りっぽい人などに対し、興奮やイライラを鎮める漢方薬として使われます。鎮静・鎮痙作用のある生薬が含まれ、神経の高ぶりや筋肉のこわばりを和らげる効果があります。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散と同じようにイライラしやすく虚弱体質の人に対し用いられますが、特にイライラやストレスで胃が痛くなったり吐き気がするなど胃腸が弱まっている人や、抑肝散では胃もたれしてしまうような人に対しては、抑肝散に陳皮と半夏という2つの生薬を加えたこの漢方薬が選択されます。

不安感・不眠におすすめの漢方薬

加味帰脾湯(かみきひとう)

憂鬱・不眠・不安などの症状に使用される漢方薬で、虚弱体質で血色の悪い人に向けとされています。医師が処方する際、加味逍遥散を第一選択とすることが多いようですが、2~4週間使用して効果があまり見られない時に加味帰脾湯に切り替えることがあるようです。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

比較的体格の良い人に向いており、気を整え鎮静する作用の生薬が配合されています。不安感や恐怖心、不眠などに有効で、更年期に限らずさまざまな神経症に効果があるとされています。また、動悸や頭痛の症状にも効果が期待できます。

疲労感・倦怠感の症状におすすめの漢方薬

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

気を補う漢方薬のことを「補気剤」と呼び、代表的な生薬としては人参(にんじん)、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)が挙げられます。これらを配合する有名な補気剤が補中益気湯です。更年期障害に限らず、疲労倦怠感や食欲不振の方に向いている漢方薬で、虚弱体質の方に使われます。

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

「気」と「血」の両方を補う生薬の処方で、体力低下、疲労倦怠、貧血、寝汗などに対し有効に働きます。虚弱体質の方に使われます。

更年期障害の治療で漢方薬を服用するときの注意点

漢方にも服用するにあたりいくつか注意点があります。正しく安全に使うためにも守るべき点をしっかり認識して服用するようにしましょう。

注意点1:自己判断で何種類もの漢方を服用しない

漢方薬には、複数の生薬が配合されており、それぞれの生薬がよりよく効果を発揮できるように相乗効果も考慮されたバランスで作られています。市販で入手することも可能ですが、自己流で何種類も組み合わせて服用することは、重複した作用や相性が悪い生薬を掛け合わせてしまうことになりかねません。また、医薬品との飲み合わせも、医師が処方したものであれば問題ありませんが、自己判断で薬と漢方薬を併用すると、特定の生薬が多くなりすぎて副作用が強く出る可能性があります。自己判断での複数併用は避けましょう。

注意点2:副作用の可能性を考慮する

漢方薬は副作用がないと思っている方も多いのではないでしょうか。確かに漢方の安全性は高いですが、漢方の中には、医薬品と同じように高い効果が期待できるものがある反面、副作用があるものもあります。また、長期服用や決められた量以上の服用は、副作用の症状が現れやすくなりますし、注意点1のように、自己判断で数種類の漢方を同時に服用してしまうと、特定の生薬の成分が多くなりすぎて体に負担がかかったり、相性の悪い生薬もあるため注意が必要です。

副作用として現れる症状には、胃もたれ・食欲不振・下痢・倦怠感・動悸・湿疹などがあります。特に、麻黄、甘草、大黄、附子などの生薬は副作用が出やすいため注意が必要とされています。

漢方が原因で起こる副作用

間質性肺炎

風邪などの感染症から起こる肺炎とは異なる特殊な肺炎で、肺の壁が肥厚して硬くなる病気です。息切れや咳の症状が出ます。多くは原因不明と言われていますが、膠原病や関節リウマチなどの自己免疫性の病気からくるものや、カビ・羽毛などの吸入によるもの、そして漢方にも含まれる「黄芩(オウゴン)」という生薬もまた原因の一つと言われています。

偽アルドステロン症(低カリウム血症)

血中のカリウムが低下し、体内のナトリウムや体液が体に溜まる状態です。血圧が上昇しむくみが出たり、脱力感や筋力低下、吐き気などの症状が現れます。漢方では「甘草(カンゾウ)」という生薬が原因となることがあります。甘草が含まれている漢方で更年期治療に使用するものでは、加味逍遙散、女神散、温経湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、加味帰脾湯、補中益気湯、人参養栄湯などがあります。

消化器症状

漢方薬全般として、便秘・食欲不振・胃部不快感・腹痛・消化不良などの消化器症状が見られることがありますが、特に「山梔子(サンシシ)」という生薬を含む漢方の5年以上の長期服用により「腸間膜静脈硬化症」という症状を引き起こす可能性があることが知られています。更年期治療に使用するものでは、加味逍遙散・加味帰脾湯があり、医師の中にはこれらの漢方を5年以上の長期で服用している方に向けて、大腸内視鏡検査も受けた方がよいと勧める医師もいます。

肝機能障害

漢方薬は肝臓で代謝されるため、体に合っていなかったり、長期服用や適正量を超える量を服用することで肝臓に負担がかかり、肝機能障害が現れ黄疸が出る場合もあります。

処方薬と市販薬の違い

更年期障害に対する薬は、市販薬では漢方以外にはありません。
ホルモン補充療法(HRT)で使用する医薬品は全て処方薬となります。
また、漢方薬については、処方・市販とどちらでも入手はできますが、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。その入手先となる、調剤薬局・ドラッグストア・漢方薬局それぞれにおいてどんな違いがあるのか、一覧でまとめました。

入手先および入手しやすさの違い

調剤薬局 ドラッグストア 漢方薬局
医師の処方箋が必要なため、病院を受診する必要があり、手間と時間がかかる 生活圏内に店舗が多く、休日問わず営業時間も長いため、手軽に入手できる 初回のカウンセリングに時間がかかることが多いが、専門家のカウンセリングをゆっくり受けることができ、自分に合った漢方薬を見つけられる

含有生薬量の違い

漢方薬は「ツムラ」や「クラシエ」などが代表的なメーカーですが、同じ名前の漢方薬でもメーカーによって生薬の含有量が異なる場合があります。病院処方なのか市販なのか、また、同じ市販でもメーカーにより成分量が違うため、自分で購入する際にはパッケージの成分量を見比べてみると良いでしょう。

調剤薬局 ドラッグストア 漢方薬局
満量処方で成分量が多いため、効果が高い ・消費者自身で商品を直接選ぶことによる選択ミスの可能性を考慮し、それによって起きる健康被害のリスクを減らすため、満量処方より成分量が少ないことが多く、「2/3処方」「1/2処方」のように敢えて成分量を減らして販売されている
・配合される生薬量が減っている分、価格は手頃
・相談を通じて一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの処方が可能
・複数の悩みに同時対応することができ、細かく調整することができるのがメリット
・自由診療のため費用は高くなることが多いが、成分の含有量や自分専用の漢方薬と考えれば魅力

剤形と品目数の違い

調剤薬局 ドラッグストア 漢方薬局
・「エキス顆粒」「エキス細粒」という「エキス製剤」が主流
・錠剤タイプもあるが、化学薬品と違って漢方薬の場合は一度に服用する錠数が多くなってしまうことは難点
・医療用医薬品として保険適用されている漢方薬は148処方
・剤形の主流は顆粒や粉状の「エキス製剤」が多いが、葛根湯のように液状になっている商品もある
・一般の薬局で取扱いのある漢方は一般用医薬品となり、保険適用される医療用漢方製剤と比べると294処方と種類は豊富
・漢方薬の主流である「エキス製剤」の他に、漢方薬の元々の作り方で、生薬を煮出した「煎じ薬(〇〇湯)」、生薬を粉末にした「散剤(△△散)」、生薬を粉にして練って丸めた「丸剤(□□丸)」などの扱いがある
・煎じ薬は生薬を丸ごと煮だして服用するため、成分濃度は非常に濃くなり、主流のエキス製剤より効果が高いが、毎日のこととなると扱いが難しい人も多い
・日本で承認されているのは294処方

まとめ

更年期障害の症状には個人差があり、薬を使わなくても日常生活に影響なく過ごせる方もいますが、反対に症状が重く、何らかの薬で対処したいと思う方もいるでしょう。症状や度合いによって治療方法を選択し、軽い症状であれば手軽に入手できる市販の漢方薬から使用を検討してみてもよいかもしれません。

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JCVN

JCVN編集部

JCVNでは、病気やからだに関する様々な知識をコラムとして掲載しております。
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