【掲載日】2022/04/13   【最終更新日】2022/05/19

めまいに効果的な薬6選!原因や症状もご紹介

めまいとは?

めまいの種類と症状

めまいとは、自分や周囲が動いていないにも関わらず動いているように感じる症状のことで、視覚や平衡感覚に「ずれ」が生じてしまう状態を指します。
めまいにも種類があり、それぞれ症状が異なります。

回転性めまい

自分自身、あるいは目の前の視界がぐるぐる回っているように感じるめまいです。耳鳴りや難聴が伴う場合もあり、主に耳に異常があることが原因で発症します。

浮動性めまい

体がフワフワと浮いているような感覚や、揺れている感覚が特徴的で、頭痛や手足のしびれを伴う場合があり、主に脳に異常があることが原因で発症します。

眼前暗黒・失神感

立ち上がった瞬間にくらくらと感じたり、目の前が暗くなるように感じたりするもので、時に失神に至る場合もあります。主に起立性調節障害や、低血圧などが起因して発症します。

めまいの原因

めまいの原因の多くは、耳や脳などの身体の平衡感覚に関わる器官に異常がある場合に起こりやすいと言われています。耳の内部にある三半規管では動作や身体の傾きを感じ取り、脳ではそれらの動作や、視覚から得られる情報を統合して自分の姿勢を把握しています。つまり、耳または脳の一方、あるいは両方に異常が見られると、相互の情報に「ずれ」が生じてしまい、整合性が取れずにめまいなどを引き起こしてしまうと考えられています。

耳の異常によるめまい

耳の奥には、体の運動感覚や位置感覚を脳の中枢に伝える前庭器官があります。前庭器官は耳石器と三半規管からなりますが、耳石器内にある耳石の一部が何らかの原因で剥がれて三半規管に入り込んでしまったり、前庭神経が前庭器官の異常を感知して誤った情報を脳に送ってしまった場合に、目の前がくるくる回ったり揺れているような回転性めまいが引き起こされます。

主な原因疾患

  • 良性発作性頭位めまい症
  • メニエール病
  • 前庭神経炎
  • 内耳炎

脳の異常によるめまい

脳幹や小脳は平衡神経と密接な関係性の器官であるため、何らかの原因で出血や血管が詰まってしまった場合にめまいが引き起こされます。このめまいの特徴は、体が浮いている感覚やうまく立ったり歩いたりすることができないような感覚といった浮遊感があり、浮動性めまいと呼ばれています。また、症状によっては呂律がまわりにくい、手足がしびれる、吐き気を伴うこともあります。

主な原因疾患

  • 脳梗塞
  • 脳出血、くも膜下出血
  • 脳腫瘍

めまいを引き起こすその他の原因

  • 低血圧、貧血
  • 甲状腺疾患、月経、妊娠に伴うホルモン変動
  • 中枢神経系作用薬
  • パニック症、
  • 過換気症候群
  • 不安障害、抑うつ
  • ストレス、寝不足、疲労などの心因性疲労

めまいの対処法

めまいが起きた時に、その場でできる自己対処法がありますので、めまいが頻繁に起こる方は身につけておきましょう。

1.安静・水分摂取

めまいを感じたらその場で座るか横になり、頭の位置をなるべく低くした体勢で安静にしましょう。
また、脱水症状によるめまいの可能性もありますので、すみやかに適量の水分を摂取しましょう。

2.目・耳に入る刺激を避ける

めまいの最中は自律神経が敏感になっていることもあるので、視覚や聴覚を刺激しないように周囲を暗くしたり耳をふさいだりなど、外部から得られる情報をなるべく遮断しましょう。

3.医療機関を受診する

上記の処置をしてもめまいが治まらない、治まっても再発するといった場合には、何らかの病気や症状が原因でめまいを引き起こしている可能性がありますので、速やかに医療機関を受診しましょう。

めまいに効果的な薬

めまいは何らかの原因で引き起こされる症状のため、原因疾患を治す薬や症状を緩和する対症療法としての薬を使用します。

抗めまい薬、循環改善薬

効能:脳や内耳の血流を改善
対象疾患:メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、突発性難聴、椎骨脳底動脈循環不全など
主な薬剤名:ベタヒスチンメシル酸塩、アデノシン三リン酸ニナトリウムなど

浸透圧利尿薬

効能:体内の余分な水分を尿として排出させます
対象疾患:メニエール病など
主な薬剤名:イソヒルドなど

ステロイド剤

効能:炎症反応や過剰な免疫反応を抑制します
対象疾患:突発性難聴、前庭神経炎、外リンパ瘻など
主な薬剤名:プレドニゾロンなど

ビタミン剤

効能:末梢神経の障害を改善します
対象疾患:前庭神経炎、メニエール病、突発性難聴、内耳炎など
主な薬剤名:メコバラミンなど

吐き気止め

効能:めまいに伴っておこる吐き気や嘔吐を抑制します
対象疾患:吐き気や嘔吐
主な薬剤名:ベドンペリドンなど

抗不安薬

効能:めまいに関する不安を取り除きます
対象疾患:社会不安障害・パニック障害・自律神経機能不全など
主な薬剤名:エチゾラムなど

めまいに似た病気

めまいによく似た、別の病気や症状もありますので、ただのめまいと判断せずに注意しましょう。

起立時のたちくらみ

急に立ち上がったりした際に、血圧が低下してしまう起立性低血圧という症状があります。

めまいに伴い、手足のしびれや二重にものが視える

脳神経の異常や脳の疾患の可能性もあります。

降圧剤、精神科系の薬材による副作用

薬剤の使用過多や、薬物中毒によるめまいの場合があります。

その他の症状

血圧の変動(貧血、高血圧、低血圧)、低血糖、視力障害、認知機能障害からめまいが起きる場合もあります。

まとめ

めまいの多くは、耳や脳といった器官の異常が原因となっています。
めまいは体の不調を知らせるサインでもありますので、少し休めばめまいは治る、といった認識は誤りです。軽視せずに異常を感じたらすぐに医療機関に診てもらいましょう。

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