【掲載日】2022/05/27

喉が渇く原因は?メカニズムと対処法を解説!

喉が渇くメカニズム

どうして喉が渇くのか?
これは単純に「暑いから」・「塩辛いものを食べたから」という感覚的な理由だけではなく、身体の内部で「浸透圧の上昇」または「体液の減少」が起きているからです。
例えば汗をかいて体の水分が失われると体内の浸透圧が変わるため、口渇中枢が刺激されて喉の渇きを誘発させます。
また、塩辛い料理を食べた後にとても喉が渇くのは、体内の塩分濃度を薄めるために「喉が渇いた」という信号が送られるためです。
体内で起きている現象は全てつながっていて、異常な信号を脳がキャッチすると、それに対応して口渇中枢が反応し「喉が渇く」といった状態になります。

人が1日に必要な水分量

大人が一日に必要とする水分量は2~2.5リットル。
これは大人が一日に体外へ排出する水分量と同量で、排出分=必要な水分量(補う分)となります。
この半分の量が尿として体外へ排出されており、残りが汗や吐く息、そして皮膚からも蒸発という形で排出されています。特に冬場は空気の乾燥が強まる為、身体からの水分蒸発が多くなりますが汗をかいている実感は少ない人がほとんどです。
水分補給は、食事からでも摂取できるため、直接の水分補給は1.5リットル程度で良いとされています。
また、子供については大人以上に水分を必要とし、体重1kgあたり100ml程度と言われています。例えば体重20kgの子供であれば1.2~1.6リットルの水分摂取が必要となります。これは換算すると大人の倍です。子供ほど、こまめな水分補給を心がけたいですね。
年齢に限らず、水分量が足りないと隠れ脱水になる可能性もあり、反対に過剰摂取は低ナトリウム血症を引き起こす可能性もあります。水分摂取は一気に行わず、必要量をこまめに少しずつ摂るようにしましょう。

喉が渇く原因

ストレス

ストレスや極度の緊張により、交感神経が刺激されて興奮状態になると、唾液の分泌量が減少するため、口の中がカラカラになって喉の渇きが起こりやすくなります。喉が渇いた時に水分補給ができないと、ストレスホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンの上昇も大きくなり、この物質によって更にストレスが増えます。その結果、喉の渇きがまたひどくなるという悪循環となる可能性も高まります。

アルコールの過剰摂取

これまでは、アルコール摂取と喉の渇きの関係性について、「アルコールには利尿作用があるため体内の水分が排出されやすい」、「お酒と一緒に多くの塩分を摂るから」というような考えが主でしたが、近年の研究によって別の原因である可能性が考えられています。
それは、水分摂取を促進する『FGF21』という細胞外分泌因子がアルコール摂取により分泌されるということがわかってきました。この『FGF21』自体が渇きを感じると脳の飲水行動につながる回路に直接作用するのです。

病気

糖尿病、腎臓疾患、シェーグレン症候群、甲状腺機能亢進症、子供の気管支炎などが喉の渇きを促進する原因として考えられています。
中でも糖尿病は、高血糖により体内の浸透圧が上昇すると、水分を摂取していても体内に十分に吸収されず尿として排出されてしまうために喉が渇きやすくなるのです。

女性ホルモン

月経前や更年期などのホルモンバランスの乱れによって唾液が減少し喉が渇くことがあります。特に更年期は多汗・頻尿による喉の渇きもありますが、エストロゲンの減少により自律神経のバランスが崩れ、粘膜の乾燥や唾液の減少が引き起こされることが喉の渇きにつながっています。
また、生理が始まるとホルモンが活発になり、子宮の強化や乳腺発達のために体の必要箇所に水分を蓄えようとします。そのため普段より喉の渇きを感じるようになります。

喉が渇いた時の対処法

カフェインやアルコールを摂りすぎない

カフェインやアルコールには、高い利尿作用があります。これは、カフェインやアルコールなどによって交感神経が刺激され、腎臓の血管が拡張して尿の生成量が増加するという体のメカニズムによるものです。コーヒーやお茶でも水分補給の効果はゼロではありませんが、前述のような体への影響を考えると水分補給には水がよいとされています。

スポーツドリンクの摂取はほどほどに

スポーツドリンクなどの清涼飲料水は塩分の他に糖分も多く含まれています。特に激しい運動をした後や大量に汗をかいた時などは、効率よく水分補給できる手段なので飲んでも構いませんが、飲みすぎると、糖分過多になってしまうので注意が必要です。

水分補給の注意点

水分補給といっても、ただ飲めば良いというわけではありません。大量の水を一気飲みしても効果的ではありません。
一日に必要な水分を効率よく体に吸収させるためには、「こまめに飲む」です。1回あたりコップ1杯程度(150~250ml)の水を、食事中・起床後・運動後・入浴前後・就寝前などのタイミングで摂取するように心がけましょう。
また、冷たすぎる水を摂取すると体に負担がかかります。8~13℃程度が適温と言われています。

まとめ

喉が渇く原因の多くは、発汗や運動によって体内の水分が少なくなる脱水症で、体内の浸透圧や体液の減少が生じる為に引き起こされます。
喉が渇いたと感じたら、コーヒーやカフェインを含む飲料、アルコール類を控え、コップ1杯程度の水をこまめに摂取するようにしましょう。
また、単なる脱水による喉の渇き以外にも、病気やホルモンの影響などが原因の可能性もあるので、自分の体と向き合い適切な対応をして体をケアしていきましょう。

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