
【掲載日】2016/07/29 【最終更新日】2018/12/27
高血圧の診断基準と検査方法
血圧を調べる検査
病院などの医療施設のほかに、役所などの大きい施設やスポーツクラブなど、公共の施設にも置いてある血圧測定器で測れます。やはり、正確な数値は医療施設で計ったものですが、日常の目安になりますので、ふと目にとまったら一度測ってみることをおススメします。
注目は、家庭血圧(お家で毎日計ること)
いつもは普通なんだけど、病院で計るときだけ、血圧が高いんだよなぁ・・・なんて経験ありませんか? それは、「白衣高血圧」といって、病院のお医者さんや看護士さんなど、白衣を着ている人を見るだけで緊張してしまい、その時だけ血圧が高くなることがあるのです。白衣高血圧かどうかは、診察室の血圧だけではわからないので、家庭血圧などで数値を測って、診察室での血圧と比べることで、診断することができます。
最近では、家庭血圧といって、おうちでリラックスしているときに測るほうが正しい血圧が測れると考えられるようになったため、重視されてきています。また、自動血圧計が進歩して使いやすくなったのと、機械の性能があがって、数値が非常に正確になったことも、家庭血圧を重要視するようになったことにつながっているようです。
家庭血圧の正しい測り方
・朝と夜、それぞれ少なくとも1回は測る。
・朝は起きてから1時間以内に。
排尿後で、朝食前、降圧薬を飲む前に、いつもの自分のすわる姿勢で測る。
※測る前1~2分ぐらいは安静にする。
・夜は寝る前に。夜も、いつもの自分のすわる姿勢で測る。※測る前1~2分ぐらいは安静に。
・できるだけいつも同じ時刻に測る。
・1週間に何日測るかは、かかりつけ医と相談して決めることがポイントです。
測った結果はすべて正直にノートなどに記録し、かかりつけ医にみせる。時刻と心拍数も一緒に記録しましょう。
下のメモを参考にしてみてください!