【掲載日】2016/08/03   【最終更新日】2022/11/27

ガサガサ肌、ゴワゴワ肌、その痒みアトピーではありませんか?

成田亜希子医師

監修者

内科医・公衆衛生医師

成田亜希子医師

かゆみを伴う湿疹が生じるアトピーは精神的にも身体的にも負担になる病気です。心身の負担を減らすためにもアトピーは医師の指導のもと適切な治療を行いましょう。

アトピー性皮膚炎ってどんな病気?

アトピー性皮膚炎とは、皮膚に慢性的な炎症が生じる病気です。アレルギー体質の人がなりやすいとされていますが、日本人の7%がアトピーになったことがあるとされています。明確な原因は未だ特定されていませんが年々患者数(有病率)が増加していることから生活習慣に原因があるのではないかと言われています。近年では、食生活の変化で肉類・油の摂取が増えることによって腸内環境が変わり、アトピー性皮膚炎発症に大きな影響を及ぼす可能性があることが分かっています。

アトピー性皮膚炎の症状

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アトピー治療にはスキンケア】【薬での治療】【生活習慣・環境対策が主な治療法です。症状を改善するには基本的にこの全てを用いて行います。

スキンケア

アトピーは肌の乾燥などによって角質層のバリア機能が低下することで悪化すると考えられています。まずは肌のお手入れをしっかりとして肌のコンディションを整えてあげることが大切です。
石鹸は弱酸性のもの・シャワーやお風呂はぬるめの温度が良いとされ、洗い流した後にはたっぷりと保湿をするようにしましょう。

薬での治療

アトピーの治療には主に塗り薬を使います。主にステロイド軟膏やタクロリムス軟膏などが使用されます。ステロイドという言葉に敏感な人もいるかもしれませんが塗り薬の場合、正しく使えば副作用に悩まされることは少なく症状を改善することができます。

生活習慣・環境対策

アトピーは様々な要因で悪化する病気です。食事やハウスダスト、ペットなどが原因となることも少なくありません。
そしてストレスも重大な要因とされており、身体的・精神的にも健康状態を保つことがアトピーのコントロールへの近道とされています。

ステロイドの副作用

ステロイドって本当に大丈夫なの?とよく聞きます。
服用をやめた瞬間リバウンドする、身長が伸びなくなる・骨がもろくなるなどがよく聞くものでしょうか
これは主に内服薬・注射薬で、長期間続けた場合や自己判断で急に使用を止めた場合に発生するものです。
皮膚が黒くなるといったものもよく聞くものでしょうがこれはステロイドを使ったことによるものではなく、ステロイドで収まった炎症部分が色素沈着をするから黒くなるもので、自然治癒してもどんな薬を使っても黒くなってしまういわば避けられない皮膚症状です。

ただし、どの強度のステロイドを使うかなどのさじ加減が非常に難しくまた重要であり、そこが医師の腕の見せどころでもあります。
ステロイドに対する知見のある信頼できる皮膚科医を見つけて、治療や対策を継続していきましょう。

監修者

成田亜希子医師

内科医・公衆衛生医師

成田亜希子医師

東京都出身、弘前大学医学部卒。青森県弘前市在住の医師。
国立医療科学院や結核研究所で研修を積み、保健所勤務経験から感染症、医療行政に詳しい。


 

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