【掲載日】2016/07/27   【最終更新日】2022/11/27

糖尿病の治療薬

小川惇郎医師

監修者

白金台おがわクリニック院長

小川惇郎医師

普段飲んでいる薬はどんな流れで自分の血糖値をコントロールしているかご存じですか?

糖尿病の治療薬は主にインスリンに作用するもの・炭水化物の吸収(血糖値の上昇)を抑えるものなど多岐にわたります。1人1人の体の状態にあわせて医師が処方します。 ここでは薬別に紹介します

SU薬(SU剤・スルホニルウレア)

膵臓のランゲルハンス島の細胞(β細胞)に働いてインスリンの分泌量を増やす薬です。
膵臓の機能が弱っていて、インスリンの分泌量が少ない(十分でない)方に使われます。
また、副作用に低血糖症状が出る場合があります、寒気や動悸、手の震えなどがあるようでしたら糖分を補給するなど注意してください。
主な商品名:ダオニール/オイグルコン/グリミクロン/アマリール/グリベンクラミド/グリクラジド/グリメピリド

α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)

血糖値の上昇を緩やかにすることを目的とした薬です。糖質の分解酵素「αーグルコシダーゼ」を阻害することにより腸でデンプンや砂糖が吸収されるのを抑え、ブドウ糖の吸収が遅れ、食後の高血糖を抑えることに繋がるのです。
副作用にお腹が張る・お腹に違和感(不快感)を感じる・下痢などの症状が出る場合があります。
主な商品名:グルコバイ/ベイスン/セイブル/アカルボース/ボグリボース/ミグリトール

ビグアナイド薬(BG薬)

インスリンの吸収を良くすることを目的とした薬です。
インスリンの吸収率を良くする作用や肝臓が糖を作って血液中に送り出すことを抑え、消化管から糖の吸収を抑える作用などのある薬です。
主な商品名:メルビン/ジベトス/メトホルミン/ブホルミン

チアゾリジン薬(TZD薬)

インスリン抵抗性改善薬(塩酸ピオグリタゾン)
インスリンの吸収率を良くして、血液中のブドウ糖が肝臓や筋肉に取り込まれやすくする薬です。
主な商品名:アクトス

・インスリン製剤

体内で分泌されるインスリンの量が低下、または枯渇した場合に使います。
これは糖尿病治療の中でも比較的強い治療薬で、直接体内にインスリンを取り入れるので低血糖対策や投与量など十分な注意が必要です。(使用前に教育入院という名目で入院される方もいらっしゃいます)

・GLP-1製剤

>>詳しくは:「糖尿病の最新治療薬」

・SGLT-2阻害薬

>>>詳しくは:「糖尿病の最新治療薬」

・DPP-4阻害薬

詳しくは:「糖尿病の最新治療薬」

監修者

小川惇郎医師

白金台おがわクリニック院長

小川惇郎医師

専門

日本糖尿病学会糖尿病専門医/日本内科学会総合内科専門医/日本内分泌学会内分泌代謝科専門医/日本抗加齢医学会抗加齢医学専門医

所属医療機関

白金台おがわクリニック

経歴

北里大学医学部卒業後、北里大学内分泌代謝内科へ入局。
平塚共済病院、川崎市立井田病院、北里大メディカルセンターへ出向。
その後、北里大学病院 内分泌代謝内科、NTT東日本関東病院を経て、2017年11月から、白金台おがわクリニック院長を務める。

白金台おがわクリニック公式HP


 

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