病気の基礎知識:リウマチ

その手のしびれ、もしかしたらリウマチかも?

手足がしびれる、朝起きると関節を動かしづらい。
もしかしたらそれはリウマチの初期症状かもしれません。リウマチは心身共にケアが重要な病気です。 毎日の健康的な生活を心がけましょう

 

リウマチってどんな病気?

リウマチは手や足の指、肘や膝など関節が晴れて熱を持ったり、強く傷んだりし、悪くなると全身の関節痛で動けなくなり、寝たきりになる方も少なくありません。
しかも発症した手や足の指などの関節は変形することも・・・。以前には「一度発症したら治らない病気」とも呼ばれていました。
現在は治療が進み、リウマチの症状が感じなくなる寛解(かんかい)と呼ばれるゴールが現実的になっています。

 

リウマチの症状

手足のしびれ・起床時に関節を曲げづらい、そんな症状があれば要注意です。
リウマチの主な症状は朝のこわばり(関節が曲げられない)・手指関節の腫れ・左右対称性の関節痛
関節の破壊(骨の変化)などがあります。

 

リウマチを改善する4つの治療法

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リウマチ治療は【関節の変形・破壊を防ぐこと】、【痛みを和らげること】、【関節の機能を保つこと】の3点がポイントです
主に服薬・薬物療法、リハビリテーション療法、基礎療法、手術療法の4つに分かれます。

・薬物療法(服薬療法)

薬物療法はこの10~15年で急激に進歩しました。
かつてはステロイド・痛み止めが主流でしたが現在は抗リウマチ薬の早期使用が主流です。
免疫抑制薬(メトトレキサート・MTX)や生物学的製剤と呼ばれる薬の登場で今まで治らない病気と呼ばれていたリウマチも
その症状がほぼ無くなる寛解(かんかい)へ進む事がほぼ現実的になりました。
ただ、強力な作用であると同時に注意すべき副作用などもあります。必ずお医者さんの指示に従い用法用量通りに服薬しましょう。
(免疫抑制剤などは胃・肝障害や間質性肺炎を引き起こす可能性、生物学的製剤は感染症などがあるので注意です)

・リハビリテーション療法

関節リウマチの症状に関節の炎症などがあります。
これは痛みを伴うもので、痛いからと何もせず放っておいてしまえば、だんだんと筋肉の機能が衰えていき関節の負担が増え非常に悪循環です。
人間は運動をする事で新陳代謝され、新しい骨・関節に生まれ変わり続けるのです。

関節症状があるリウマチのリハビリはただ闇雲に運動をすればいいというわけではありません、方法次第では逆効果にもなります。
必ず医師や専門家(理学療法士・作業療法士・運動療法士)などに指導を受け、根気良く続けていくことが重要です。
痛み(リウマチの活動)が強い時には安静し、ある程度コントロールされている時はリハビリを行うことが服薬療法と同等に効果のある治療法です。

ここでは一例を紹介します。
温熱療法
炎症が静まっている時に有効、患部を温める治療法。
お風呂・サウナに入る、マイクロウェーブなどを用い患部へ温熱を届ける。

冷却療法
炎症が激しい時に有効、患部を冷やす治療法
氷などを用いたアイスマッサージなどで患部を冷やし、炎症を抑える

運動療法

運動は主にリウマチの活動がある程度コントロールされている時に行います。
関節をあまり酷使しない運動が良いとされますが、日常的動作を意識的に行うことでも全然違います。
(無理しない程度に出かける。買い物にいく等)
特に良いとされるのがプールで行うエクササイズです。水中では関節にかかる負担が少なく効果的なトレーニングが行えます。
・水の中で15分ほど柔軟運動を刷る
・水に慣れてきたら水中を歩く(出来るだけ大股で、足を上げながら、速度を付けて歩く)
→水の抵抗が筋力をつけるのに役立ち、しかも浮力があるので、関節を傷めることが少ない。
→血液の流れが良くなり、関節周りの筋力が強化され、痛み、こわばりが軽くなる。

・手術療法

関節リウマチは大きく分けて痛みを和らげるための手術と機能を回復するための手術があります。
関節の腫れや痛みを和らげる手術「滑膜切除術」
しかし一旦関節が破壊され運動能力が落ちてしまうと、機能を回復させるのは薬では無理なため、手術が必要になってきます、機能回復のための手術には、人工関節置換術、関節固定術、関節整形術などがございます。

 

 

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