【掲載日】2021/05/31   【最終更新日】2021/06/04

手足口病の症状とは?注意したい合併症や治療法など解説

手足口病の症状とは?

手足口病は夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症です。原因となる「エンテロウイルス」「コクサッキーウイルス」によって引き起こされ、通常は汚染された物質や空気中の飛沫に接触することで感染します。患者のほとんどは小児で、5歳未満の小児が80%を占めますが、まれに大人にも感染します。

※参照 Wikipedia

手足口病の一般的な症状として、口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れて、1〜3日間発熱することがあります。水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。また、1〜2ヶ月後に手足の爪がはがれることがありますが、大事にはいたらずすぐに新しい爪が生えてきます。ですが、口腔内にできた水疱がつぶれた後にできる口内炎(口の中にできた潰瘍)がひどい場合には、のどや口に痛みが生じ飲食が困難になり、脱水症状を起こす場合もあります。

髄膜炎や脳炎などの合併症が起こる場合もある

上記の症状は通常は大事に至らず、速やかに快方に向かいますが、原因ウイルスの「エンテロウイルス」は無菌性髄膜炎の90%を占めるため、小児ではまれに無菌性髄膜炎や脳炎などの中枢神経系の感染症が発生します。

手足口病の症状と似ている病気

手足口病と症状が似ている病気には、以下が挙げられます。

・ヘルパンギーナ
夏に流行する感染症で、のどだけに発疹ができます。手足口病とは異なり、38度以上の高い熱が出ることが多いという特徴があります。

・水痘(みずぼうそう)
全身に小さな水ぶくれができる水痘と手足口病の発疹は、区別が難しいことがあります。
手足口病は、ウイルスの種類によっては手、足、口以外に、お尻、膝などさまざまな場所にも発疹が出ることがあるためです。また、同じ空間にいるだけでも感染(空気感染)する病気なので注意が必要です。

・伝染性軟属腫(みずいぼ)
みずいぼの水ぶくれは、プールなどで接触感染する病気で、手足口病と見た目が似ていることがあります。

・ヘルペスウイルス感染症
ヘルペスウイルスに初めて感染するときは、歯肉の腫れや、口内炎をきたすことがあります。皮膚に、みずぶくれができることもあります。

手足口病の原因・感染経路

主に「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」に感染することが原因で発症し、夏季頃から流行し7月に感染のピークを迎えます。
ウイルスの特徴としてアルコール消毒剤や熱に耐性があり、主な感染経路はくしゃみや咳とともに、空気中に飛び出したウイルスを吸い込むことにより感染してしまう飛沫感染、感染者が触れたドアノブやスイッチに接触し、さらにその手で口や鼻を触ることにより体内にウイルスを取り込んでしまう接触感染、感染者の乾燥した便の粒子を吸い込んでしまったり、おむつを取り替えた後に十分に手を洗わないまま顔を触ってしまったりすることで感染する経口感染が挙げられます。

手足口病にかかったときの治療法

手足口病に対する特効薬はありませんが、基本的には症状の軽い病気であるため、様子を見ながら経過観察をしていくのが一般的です。口内炎に対しては鎮痛薬で痛みを和らげたり、粘膜保護剤の軟膏などが処方されることがあります。

手足口病のときにおすすめの食事

食事に関してはのどに痛みがあるため、刺激が少ない(薄味、やわらかい)食べ物を与え、オレンジジュースなどのような刺激のあるものを避け、喉越しの良い少し冷たい飲み物を多く摂取しましょう。

おすすめの食事:ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐など
おすすめの飲料:麦茶や牛乳、冷めたスープなど

手足口病が治ったあとの注意点

手足口病のほとんどの場合は1週間前後で軽快し、発疹のあとも残りません。
ただし、症状が治まってもウイルスの排出は続き、感染から2~4週間はウイルスが便の中に排出され、感染源になるため注意が必要です。
また、ごくまれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などがおこる場合があり、症状が重い場合や下記のような症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

注意すべき症状
2日以上の高熱、嘔吐、頭痛、視線が合わない、呼びかけに応答しない、息苦しい、脱水症状、ぐったりとしている

手足口病は治ってからいつから登園・登校できる?

発熱や水疱などの症状が見られる期間は登園・登校を控えてください。
症状の軽快後に医師の診断が必要な病気ではないため、解熱し発疹も見られなければ登園・登校は可能ですが、独自に登園・登校許可証が必要な基準を定めている場合もありますので確認が必要です。
また、前述の通り、症状が治まってからもしばらくウイルスの排出は継続されるため、登園・登校時は感染を拡げないように手洗いなどの予防を徹底してください。

手足口病の予防方法

手足口病は、手指や飛沫を介して感染するので、手洗い・手指消毒やうがい、身の回りの消毒が基本的な予防方法となります。特に、赤ちゃんのおむつ交換後、感染者への接触や、食器やテーブルなど使用したものを共有した際などは、入念に洗浄・清拭してください。
また、手足口病の原因となるコクサッキーウイルスやエンテロウイルスは、色々な消毒剤に対して抵抗性を持つウイルスですので、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)、場合により消毒用エタノールなどで消毒することが効果的です。

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