必要性意義と役割:私たちJCVNの姿勢

私たちJCVNの役割は、治療法が確立されていない病気に苦しんでおられる患者さんのお役にたてるために、治験の意義と必要性を理解していただくために正しく広報することです。

臨床試験(治験)の意義

医薬品(くすり)は、多くの患者さんの治療に役立っています。
多くの研究者のおかげで日々新しい「くすり」が開発され世に送り出されることで、
以前は直らないと思われていた病気の治療が可能になったのです。
しかし、いまだに効果的な治療法が確立されていない病気も数多く有り、
現在も病気で苦しんでおられる多くの患者さんがおられます。
健康で明るい社会を作るために、今後も新しい優れた「くすり」の開発を進めていかなければなりません。

治験・臨床試験の必要性

新しい「くすり」が患者さんの治療に使っていただくためには、その「くすり」に、効き目があって、安全であることを確認する必要があります。そのために治験・臨床試験を実施して、その結果を厚生省に提出しなければなりません。提出した資料について審査され、承認が得られたら、一般の患者さんの治療に使っていただくことができます。現在皆さんがお使いになっている「くすり」も、全てこのような過程を経たものです。

我が国が抱える問題

欧米では、新しい優れた「くすり」が発見されたら、短期間で質の高い治験・臨床試験が実施され、早期に患者さんの治療に使えるようになります。
ところが日本では、新しい「くすり」の開発に大変時間がかかってしまい、欧米で既に多くの患者さんに使われている「くすり」が、日本ではなかなか使えないという現象が起こっています。 欧米と日本の大きな違いは、欧米では

①「くすり」の開発(治験・臨床試験)に参加・協力して下さるボランティア(患者)さんが、たくさんおられる。(EX.シカゴの施設では、4万人の方が登録されていました)

②医療機関で、治験・臨床試験を短期間に実施するシステムが確立している。 一方、日本では、治験の意義が広く国民に浸透していない、治験実施状況等の情報提供が不足しているなどの問題があります。
そこで、私たちJCVNは治験・臨床試験を実施する医療機関を支援するとともに、治験・臨床試験の必要性をお伝えし、治験・臨床試験へのボランティアの理解を呼びかけています。

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