

このところ、南の海で発生した台風や本州に停滞する秋雨前線の影響で毎日が雨続き、先日は金沢区の小・中学校が一斉休校になるほどの激しい大雨に見舞われました。この日も小雨がシトシトと降り続き、傘も手放せず沈みがちな気分のまま、うみとそらのおうちの扉を開け中に入ると、外の薄暗さを感じさせない程に明るい音楽が耳に飛び込んできました。スタッフの方たちが「ノリノリならこの曲も良いかも」、「これは聞いたことある!」と楽しそうにYouTubeを検索している最中でした。
何を探しているのか尋ねると、近々遊びに来る予定のお子さんに大好きな歌手がいることを知ったスタッフの方が、その子が遊びに来た際に、好きなアーティストの曲をおうちで流してあげたいと、今から準備をしているのだそうです。子どもの「好き」や「やりたいこと」を大切にしているスタッフの方ならではの心遣いがあり、うみとそらのおうちは憂鬱な雨さえも気にならないほど、温かく素敵な場所になっているのだと感じました。
その後は、他のボランティアの方にも手伝っていただきながら、清掃と事務作業を進めました。この日は主に、うみとそらのおうちを訪れた方々の名刺のデータ入力作業を行いました。名刺を1枚1枚入力していくと、近隣地域の方だけでなく、地方の方や中には海外から訪れた方の名刺もあり、地域の枠を越えて築かれてきた大きな繋がりを感じて、改めてうみとそらのおうちの影響力について考えさせられました。
これから先、うみとそらのおうちがロールモデルとなり、色々な地域でこどもホスピスが出来ていくと良いなと思います。そして、より多くの方へ認知と理解が広がって、必要としている方が気軽に利用できる環境が整う、そんな未来が築かれることを祈っています。

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