

夏の高い空にはモクモクとした積雲が浮かび、茹だるような暑さが続いています。
この日は主にフロアの清掃作業をお手伝いしました。うみとそらのおうちは木造の建物で、木材が湿気を吸収してくれるため、夏場でも床はさらりとした心地よい感触です。子どもたちが安心して裸足で歩き回れるように、ゴミが落ちていないか注意を払いながら、隅々まで掃き掃除を行いました。
以前、スタッフの方から「夏は高温多湿の環境によって細菌や病原体が繁殖しやすくなり、感染症のリスクが高まる」と教えていただきました。夏に流行しやすい手足口病やヘルパンギーナなどの感染症は、飛沫感染や接触感染などによって広がりやすく、家族内で感染が拡大することもあります。
清掃作業にもだいぶ慣れてきた一方で、ドアノブや照明のスイッチ、蛇口の拭き取りなど、ひとつ一つの作業がいつの間にか雑になっていたのではないかと振り返りました。うみとそらのおうちを利用される子どもたちの中には、免疫力が低下している子もいます。残留した細菌から感染してしまい、感染拡大や重症化につながることのないよう、改めて気を引き締めて清掃に取り組んでいきたいと思いました。
午後になると、その日最後の利用者として訪れていたお子さんが、作業をしている私の姿を見つけ、「あの人にもあげたい」と小さな手で一生懸命にかき氷を作ってくれました。ひんやりとした氷が喉を通るたびに、火照った体の熱がすっと引いていくのがわかり、思わず「ありがとう」とお礼を伝えると、その子はニッコリと微笑んでくれました。そのかき氷のおいしさはもちろんのこと、何よりも嬉しかったのは、「誰かのために」と自然に手を差し伸べられる、その優しい気持ちでした。
うみとそらのおうちは、こうした思いやりが自然と育まれる場所なのだと、改めて感じます。これからもこの場所が、ご家族で安心して集い、穏やかな時間を過ごせる居場所であってほしいと思います。そのためにも自分にできることを、少しずつでも積み重ねていきたいと改めて感じた一日でした。

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