この日は寄附金受領証明書発送のお手伝いをしていたのですが、送付先の宛名に外国人名が多いことに気が付きました。
ご支援頂いている企業の各社内で寄付を募ると、賛同された社員の方が有志で寄付をしてくださるそうで、寄付金は各企業からまとめて送られることが多いとのことでした。一方で、外資系企業と比べると、寄附金控除制度の対象範囲や宗教観等の文化的差異から、日本では寄付文化が十分に根付いていないのではないかと感じます。
ただ、地域間における日本人特有の相互扶助精神が存在しない訳ではありません。
過去にうみとそらのおうちの募金イベントをお手伝いした際には、その趣旨に共感し、積極的に寄付してくださる方が大勢いらっしゃいました。
私がこの活動にボランティアとして関わるようになってからちょうど1年が経過しましたが、スタッフの方々の理念は一貫して「病気とともにある子どもと家族に寄り添い、豊かな時間を過ごしてほしい」という理念の下、真摯に活動されていらっしゃいます。また、「人のためにお金を使うこと(向社会的支出)が、自己の幸福感を高める」といった研究結果が数多く報告されていることからも、このおうちが寄付によって支えられて運営しているということは、それだけ多くの心の豊かな方々がこの活動理念に賛同し力を寄せてくださっている証だと、この活動を通して感じるようになりました。
温かい人たちに支えられているこのおうちが、更に人から人へと繋がり毎日少しずつでも優しさの輪が広がっていってほしいと願っています。そして改めて、今自分ができる「ほんの少し」を継続していこうと思いました。
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