その日は、利用者さんとそのご家族の方が前日から宿泊されていました。
利用者さんとご家族の方々をお見送りした後、今回は各部屋の掃除と、寝具類の洗濯の仕方をスタッフの方から新たに教わりました。
うみとそらのおうちでは、すべての部屋に電動リクライニングベッドを設置しており、宿泊される利用者さんに合わせた最適な環境を都度整えています。
ベッドの高さを調整することで腰掛けやすくしたり、車椅子や点滴台・家族の方が使用する椅子を置くスペースを確保したりと、快適に過ごせるように可動式のベッドを採用することで、状況に応じた柔軟な対応をとることができています。
なかには、「きょうだいで一緒に過ごしたい」とベッド2台を並べて寝る利用者さんもいるそうで、このおうちだからこそ叶えられる素敵な家族の過ごし方だなとほほえましく感じました。
洗濯したシーツやマットレスを干し終えたあと、一般の方から個人寄付していただいた切手を使って各郵便物の発送の準備をお手伝いしました。
長年集められていたそれらの切手の中には40年以上前のものもあり、美しい絵画や催事の様子が描かれていました。贈ってくださった方の当時の思い出が込められた貴重な品でもあり、寄付された切手がうみとそらのおうちで新たな役割を果たしていることに人と人との支え合いやつながりを感じました。
発送準備の作業をしながらも、自分にできるちょっとしたことってなんだろう、他にどんなことがここでは助けになるのだろうと少し考えるきっかけにもなった一節でした。
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