

その日は、午前中から気温と湿度が高く、うみとそらのおうちへ到着する頃には、自分の顔が真っ赤になっていました。その様子を見たスタッフの方が心配してくださり、「暑いから、休憩しがてらでいいのでゆっくりやってくださいね。」と声をかけてくださいました。今日は、まずスリッパ洗いからスタートです。
作業場所は“うみそらの湯”(みんなのお風呂)と呼ばれるお風呂の洗い場です。バスケットいっぱいに入ったスリッパを一足ずつ手作業で洗濯していきます。まずは全体を漂白剤に漬け置きし、その後、底の部分を念入りにこすり、最後に全体を洗い上げます。洗剤の爽やかな香りに包まれながら、スリッパをリズムよく踏み洗いしていると、足元を流れる冷たい水が心地よく、いつの間にか顔の火照りも和らいでいました。体に残っていた日射しの熱も、流れていく水と共にすっかり洗い流されたように感じました。洗い終えたスリッパをテラスに運び、日差しの強い青空の下に一足ずつ干していくと、風に揺れる清潔なスリッパがどこか気持ちよさそうに見えました。
入会キットの発送と洗濯の作業を終えた後、エアコンのフィルター掃除を行いました。各部屋やリビングスペースに設置されているエアコンのフィルターを一つずつ外し、溜まった埃を払っていきます。普段は目に触れない場所ですが、夏の間は冷房がほぼフル稼働するため為、普段より埃が溜まりやすくなります。室温・気温・換気状況・感染症対策だけでなく、こうした塵埃にも気を配る必要があるのだと改めて感じました。
うみとそらのおうちを利用する子どもたちの中には、さまざまな疾患と向き合いながら過ごしている子もいます。この場所が常に安心・安全な環境であるためには、目に見える場所だけでなく、普段は意識しにくい場所まで清潔な環境を保つ必要があります。フィルターを元に戻し、動き始めたエアコンから出る涼しい風にあたりながら、子どもたちが暑い日でも気持ちよく、安心して過ごせる場所を守っていけるよう、引き続きお手伝いを続けていきたいと思います。

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