清掃・事務作業参加

今回は初めて2日連続でのボランティア参加となりました。
清掃がひと通り終わると、続いて各部屋のベッドメイキングを行います。清潔な白いシーツを各ベッドに1枚ずつ丁寧にかけていきます。以前、特別養護老人ホームへお手伝いに行った際、シーツのかけ方のポイントを教わる機会がありました。高齢の方は皮膚が薄く、ちょっとしたシーツのシワで褥瘡（床ずれ）が出来てしまうこと、そのためシーツの端は裏できつく固結びしてシワを伸ばすこと、といった点を思い出しました。その時の教えに沿ってシーツを引っ張りながら、ふと「子どもの場合はどうなのだろうか。自分の下手なベッドメイキングのせいで眠れなかったら・・・。」と心配になって何度もチェックしてしまいました。うみとそらのおうちに宿泊される利用者さんとそのご家族が、朝の光に包まれながら一日の始まりを気持ちのよい目覚めで迎えられますようにと手を動かしました。

ベッドメイキングが終わると、ハロウィンイベントで子どもたちが行う工作のために材料の準備をお手伝いします。折り紙で作る蜘蛛の巣、立体的な黒猫を模したカップ、手でちぎって作るジャック・オ・ランタン等、楽しそうな工作遊びがずらり用意されていて、スタッフの方々のアイデアの豊かさに思わず感心してしまいました。
本来ハロウィンは悪いものに連れ去られぬよう、同じ格好に扮して身を守るという行事だそうですが、うみとそらのおうちのハロウィンは可愛いらしい怪物たちで溢れ、カラフルでちょっとミステリアスな雰囲気を楽しむお祭りとなっています。仮装した、可愛らしい利用者さんたちのことを思い浮かべると、日にちが近づくにつれ楽しみな気持ちが膨らんでいきました。

その後、こどもホスピスプロジェクトへご寄付いただいた方々に向け、お礼状作成をお手伝いしました。一通一通が大切な送り先であることから、時候の挨拶を調べてお一人おひとりに心をこめ、丁寧に時間をかけて手紙をしたためました。

この2日間を通して色々な細かな仕事があり、多くの方々が作業に携わっているということを実感しました。
イベントの準備や、利用者の方への対応、各行政や支援団体との打ち合わせなど、表に見えない部分で常に事務作業はあるので、スタッフの方は本当に忙しいのだと思います。利用者さんへの対応や各打ち合わせにスタッフさんが集中できるよう、それ以外の作業をできる範囲でサポートしていきたいと思いました。