夕方になるとおうちの室内は、日中の爽やかな陽光に満ちた明るい雰囲気から一変して、床やおもちゃが西日に照らされて優しいオレンジの色合いに染まります。夏の西日はまだまだ熱を持ったまま暑さを感じますが、それでも、太陽が一日の終わりを告げているように感じられました。
今年のうみそらのTシャツは、メロンソーダの様に爽やかなエメラルドグリーンの可愛い色合いで、おうちに着くと注文を受け発送待ちのTシャツが山のように積み重なっていました。一つひとつTシャツを検品し、サイズ別に分けてそれぞれビニールに梱包していきます。誰かの手に渡る商品なので意識して丁寧に畳んだつもりでしたが、実際の仕上がりをマジマジと見ると、シワが寄っていたり、中心がずれたまま畳まれていたり、サイズタグが隠れてしまっていたりなど、自分の不器用さを改めて痛感しました。
梱包を終えると、秋のうみそら祭りで使われるクイズシートの準備に取りかかりました。子どもたちが各フロアのイベントを回りながら、スタンプラリーやクイズを楽しめるように、毎年スタッフの皆さんが趣向を凝らして準備をされていらっしゃいます。
「うみとそらのおうちはどんな施設?」といった問いかけをクイズ形式にすることで、子どもたちや保護者の方がまずはこどもホスピスに関心を持ち、自然に知ってもらえるように工夫しているのです。そしてその先に、おうちを利用するお友達のことを受け入れ、特別な存在ではなく“当たり前に一緒に生きる仲間”として寄り添ってほしいという願いがこめられています。私もこのおうちの存在が、大人にも子どもにもこの地域で当たり前のように認知され、この先どんどんと地域外にも認知が広まっていけばよいと思いました。
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