秋のうみそら祭り

こどもホスピスでは、日頃よりさまざまなイベントを実施されていますが、その中でも年に数回、地域イベントとして協賛企業や地域のボランティアの方々と協力し、同じ空間で楽しい時間を共有しながら、施設の利用者さんと地域の方々とを繋ぐ活動をされています。

今回、当会でもそのイベントにボランティアの一員として参加してきました。

当日は、地域のボランティアや協賛企業の社員ボランティアの方が何人も参加され、転写技法のお絵描きや、てるてる坊主の手作り体験、輪投げやおもちゃの金魚すくい等のお楽しみブースがあり、多くのこどもたちでにぎわっていました。

利用者さんをはじめとし、近くに住んでいるこどもたちとそのご家族、医学生、医師、療育センター職員の方、他所でこれからこどもホスピスを作る予定の方、行政管理の方、教育関係の方等、さまざまな立場の方々が参加されており、一日で230人もの方がうみとそらのおうちを訪れました。

JCVNではＴシャツや缶バッチ・トートバック等の販売ブースやクイズのこたえ合わせをお手伝いし、お祭り終了後の後片付けまで参加させてもらいました。

「募金をする」以外でも「グッズを購入する」、「うみとそらのおうちを周りにひろめる」、「ボランティアとして参加する」等、色々な支援の形があることを今回実感しました。そして、これまでに何度か参加された方がボランティアに興味を持って下さり、お話しするうちに「一緒にお手伝いをしてみたい」と登録してくれたのも嬉しい経験でした。

参加する前は自分に何ができるのかと疑問でしたが、さまざまな方が関わって支援をしていることを通じて、一つ一つのお手伝いは小さくとも全員でやっていくことが大事なのだと教わりました。自分にもできることを探しながら、これからもこの「うみとそらのおうち」に携わっていければと思います。