厚生労働省によると、COPDによる国内の死亡者数は年間で約1万6千人と言われています。
これは国内の死亡原因の第9位で男性のみであると第7位になります。近年COPDは世界中で増加の傾向にあり、今後も増え続けることが予想されています。COPD患者の多くは、重症になってからはじめて診断されるケースがほとんどで、早期発見・早期治療ができていないのが現状です。
またCOPDは一つの病気ではありません。慢性気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)、びまん性汎細気管支炎など、長期にわたり気道が閉塞状態になる病気の総称です。
タンをともなった咳が特徴です。気管支に慢性の炎症やむくみ(浮腫)が生じ、タンが過剰になります。
これを取り除くためにタンをともなうせきが出ます。
たんの量が多くなると気管支が塞がれ、そこにウイルスや細菌が感染して、さらに炎症が広がります。
進行すると気管支に空気が通らなくなり、その先の肺胞が壊れてしまいます。
細気管支の先は、肺胞がぶどうの房のようについています。
肺気腫はこの細胞の壁が崩れ、崩れた肺胞が大きく膨らんで弾力性や収縮性が低下する病気です。
弾力性や収縮性が低下すると、息をはき出すときに肺が縮まりにくくなり、新しい空気を吸うことができないので、息切れを起こしやすくなります。
気管支が枝分れしてだんだん細くなり、肺胞に入る手前の部分を呼吸細気管支と称しますが、この部分の慢性炎症のために咳、痰が出たり、息苦しくなる病気です。
COPDを引き起こす最大の原因は、本人がたばこを吸うこと(喫煙)です。
また他人のたばこの煙を吸わされること(受動喫煙)も発症の原因となる可能性が指摘されています。
また、肺機能は加齢とともに、低下していきます。喫煙が加わると急速に低下が進み発症すると言われています。その他、ウイルスや細菌などの感染などがあります。
息切れやせき、タンなどの症状は、呼吸を行う臓器である肺がダメージを受け、酸素をとりいれることができないために起きてきます。
階段や坂道を上がると息苦しくなったり、動くとつらくなったりします。
たばこを吸うたびに出る場合もあります。
COPD(タバコ病)の治療はまず「禁煙」が基本です。
禁煙を実行した上で、薬や運動などによる治療を実践しましょう。
かぜやインフルエンザに感染したりすることで、急激に症状が悪化する(急性増悪)場合がありますので、日頃から体調管理には気をつけましょう。
本数を減らしたり、軽いたばこに変えても意味はありません。すっぱりやめることです。禁煙のために使われるニコチンガム(市販)やニコチンパッチ(処方せんが必要)もありますので、かかりつけ医に相談し、無理なくやめることも可能です。
動くと息切れを起こすため、動くことに恐怖心を覚え、運動不足になる傾向があります。運動不足が続くと、体力が衰え、さらに息切れが増して動けなくなるという悪循環に陥ります。行動範囲が狭くなるばかりでなく、食欲不振、便秘、イライラなどが生じ快適な生活を送ることができなくなってしまいます。散歩など安全で効果的な運動を行いましょう。
せまくなった気管支を広げ、呼吸を楽にしたり、呼吸筋力の増強を促す薬や胸のつまりを解消し、息切れを予防する薬を飲みます。
他にも鎮咳薬や、抗生物質、ステロイド薬、漢方薬など用います。
症状にあわせて処方されます。
呼吸法で息切れをやわらげることができます。
口すぼめ呼吸、腹式呼吸など
自宅で酸素吸入を行う療法です。
お薬の候補が医薬品として認められるため、お薬としての効果と安全性を調べる試験のことを「治験」といいます。
会社員・OL・自営業・主婦・学生・定年後の方など皆様のご参加で、多くの人々が救われる身近でとても社会貢献度の高いボランティアです。
参加される方の健康度によって対象となる治験のタイプが異なります。
健康な方から患者さんまでご参加いただけます。
健康な人 (病気がない人) |
新しいお薬・ジェネリック医薬品の安全性試験(入院タイプ) |
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予備軍 (治療までは必要ない人) |
健康食品・サプリメントのモニター |
患者さん (治療が必要な人) |
新しいお薬の効果を確認する試験(通院タイプ) |
メリット
- 新しい治療方法が受けられます。
- 専門医師による診察とアドバイスが受けられます。
- 定期的にご自身の健康状態をチェックできます。
- 治験参加による負担を軽減する目的で、治験協力費(謝礼)が受け取れます。
デメリット
- 通院や検査のために時間の調整が必要になります。
- 食事制限、運動制限等が必要になります。
- 副作用の可能性を完全否定することはできませんが、
生じた場合は適切な治療と保証が受けられます。 - 試験によってはプラセボ(偽薬)の場合があります。
- 健康な方(若年・中高年)
- 糖尿病でお悩みの方
- 高血圧でお悩みの方
- 中性脂肪が高い方
- 悪玉コレステロールが高い方
- うつ病、不眠でお困りの方
- 前立腺肥大でお悩みの男性
- 子宮筋腫/内膜症でお悩みの女性
- 頻尿/尿漏れでお悩みの方
- 花粉症でお悩みの方
- タバコ病でお悩みの方
- 骨粗鬆症でお悩みの方(男女)
- ドライアイでお悩みの方
- 健康食品、サプリメント
ボランティア登録から治験に参加するまでの流れをご説明いたします。
インターネット上から登録すると試験の詳細情報が閲覧できます。
「"治験" て何?」「治験は安全なの?」「お金がもらえるの?」など、皆様の疑問を解決し安心して治験に参加して頂くためにボランティア登録説明会を行っております。治験に参加するには、一度こちらの説明会に参加して頂く必要があります。
(ボランティア登録は一切無料、登録したからといって必ず治験参加をしなければいけないわけではありません。)
ボランティア登録説明会に一度参加された方なら、インターネット上又はお電話でも治験申し込みを受付しております。
治験参加の条件は試験により異なりますので、申し込みをされた方にお電話で詳細の参加条件確認をさせて頂きます。
病院での事前検診は施設によっても異なりますが約2時間程度で、後日合否連絡が病院、又は弊社からご本人様に通知されます。検診データも受け取れます。
検診で合格と判断された方が治験参加となります。
合格となった場合は最後までその治験に参加して頂くことを前提としております。
メリット1 | 治験参加の不安を解消するために説明会を開催しています。 |
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メリット2 | お薬の地検や健康食品・美容用品モニターに参加できます。 |
メリット3 | アクセスの良い医療施設で無料健康診断が受けられます。 |
メリット4 | マイページであなたに合ったモニターをご紹介します。 |
メリット5 | 健康診断の検査データで体調維持管理ができます。 |